将来的に、培養肉や人工肉が流通する時代が来るのかも?!
培養肉とは、牛、豚、鶏、魚などの家畜から細胞を採取して、培養液に漬け、肉の塊になるまで細胞を増やして作る人工肉のことです。
数十年先は、食肉不足になると言われていて、今は不自由なく食べることができているお肉を食べるのが困難だと言われています。
現時点では、食料には恵まれている日本では想像しづらいことですよね。
未来が明るくなるかもしれないですし、暗くなるかもしれません。
神のみぞ知る世界ですが、近年の技術の発達のスピードは凄まじいのは確かです。
個人的な考えとしては、培養肉というとSFの世界のイメージです。
でも、本気で将来的に培養肉を流通させようという試みが水面下で進んでいることが現実としてあるのですね。
培養に限らず、違った形で人工的に作り出せるお肉も誕生するかもしれません。
早ければ10年後、食卓に培養肉が並んでいるという可能性もなくはないと思います。
培養肉の問題点
現時点で抱えている問題としては、生産コストの高さですね。
日々食べている食肉に比べると、費用が高くなってしまいます。
生産コストをいかに安く抑え、既存の食肉より安い価格で提供できるようになることが、目標だと言えます。
また、動物由来のお肉が高騰することがあれば、培養肉の存在価値が上がるかもしれないですね。
それから、味の問題ですね。
通常の動物由来のお肉と比べた時に、味の面では劣っているようです。
ジューシーな味わい、食感、風味などがお肉ならではの魅力でもありますからね。
お肉料理も様々あります。
日本では、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなどが好まれていますが、動物由来のお肉と変わりのない味わいが楽しめるようになったらすごいと思います。
2013年にロンドンで「人工肉バーガー」の試食会が開かれたのですが、食感は良かったものの、ジューシーさには欠けているなどの声がありました。
肉本来の味を楽しむ料理よりも、ハンバーガーのような他の素材と味を楽しめる料理から流通していくのかもしれないですね。
その他にも研究者にしかわからない問題があると思いますが、それらが解決できたら一気に広まっていくかもしれません。
あとはやはり、我々消費者が培養肉を食べることへの抵抗があるかないかだと思います。
僕としては、まだちょっと未知数であり、口にするのが怖いというのが正直な感想です。。。
しかし、実際に食べてみたいという気持ちもありますね。
どんな味わいがするのが気になります。
今すぐにというわけにはいかないですから、今後に期待ですね。
日本でも培養肉の開発が進んでいる!
日清食品と東京大学生産技術研究所の研究グループがサイコロステーキ状の筋組織を作ることに成功しました。
日清といえば、カップヌードルの謎肉が有名ですよね。
はっきりしたことは言えませんが、謎肉にも近い将来使われるのでは?という声も出てきているようです。
大企業同士が協力し合って研究・開発が進むと予想よりも早く、高品質な培養肉が誕生するかもしれませんね。
近年のテクノロジーの発達は凄まじいですが、現実社会の食卓にまで影響を与えていくようになるのでしょうか。
どうなるのか未来は全く想像がつかないですが、楽しみではありますね。