牛肉が食べられない宗教とは?理由が知りたい!
多くの日本人、諸外国の人々から食べられている「牛肉」。
でも、牛肉を食べることを禁止・タブーとされている宗教もあります。
ヒンドゥー教(ヒンズー教)は牛は神聖な動物として崇拝されているので、食べることができません。
イスラム教では、不浄な動物として考えられているので、豚肉を食べることがタブーとされていますね。
同じお肉を食べることができない宗教でも理由が全く異なりますね。
世界の宗教信者で最も多いのが「キリスト教」、次にイスラム教、そしてヒンドゥー教となっています。
ヒンドゥー教はインドとネパールで約80%の人から信仰されています。
ですから、インドやネパールに住んでいる人の多くは牛肉を食べることができないのです。
牛肉は日本や多くの外国で、メインとなっている食材ですよね。
反対に多くの国や人々から食べることが禁止・タブーされているという事実もあるんです。
日本国内にもヒンドゥー教徒を信仰している人は少なくはありません。
勉強・仕事などのために、日本に住んでいる人もいますからね。
街の中を歩いていても、外国の人が多くなったなぁという印象もありますし。
ヒンズー教徒の方で、日本に来てからは牛肉を食べるようになったという人もいるようです。
日本では牛肉を使用した食べ物が多いので、牛肉または牛肉が使用されている食材を気にしていたら本当に大変です。
精肉なら見たまんまでわかりますが、お菓子にも全材料で「ビーフエキス」が使用されていることがあります。
また、原材料を見ている時によくわからないものが記載されていることがありますよね。
以前テレビで若いヒンドゥー教徒の女性が、直接メーカーに問合せをして「牛肉を使用した原料が入っていないか?」とやり取りをしていとことを覚えています。
食べ物を買いたいだけなのに、本当に大変な思いをしていたんですね。。。
仏教でも牛肉を食べることが固く禁じられていたら、今頃日本に牛が流通することがなかったのかもしれません。