牛タン

牛タンは焼肉店に行ったことがある方のほとんどの方が食べたことがある部位ではないでしょうか。
牛タンはいわゆる牛のベロ(舌)ですよね。

 

ですから、牛1頭から取れるのはほんのわずかだということもあって、希少な部位の一つにあたります。

 

 

ちなみに、個体差はありますが、牛1頭あたりから取れる牛タンの量は1kg〜2kgです。

 

牛の体重は数百キログラムもあるのですから、1%にも満たない量しか取れないことになりますね(^_^;)

 

 

 

でも、人間の舌と比べるとかなり大きいです。

 

焼肉屋さんなどで牛タンを注文する方ならわかると思いますが、1枚あたり人間の舌ぐらいのサイズがありますからね。

 

 

 

僕も牛タンが大好きで、お店に行った時は必ず注文します。。

 

あのコリコリっとした食感がたまりません(^O^)

 

 

 

 

僕以外にも牛タンが大好きだという方も多いと思います。

 

そんな牛タンですが、いくつかの部位ごとに分けられていることをご存知でしょうか。。

 

牛タンの部位

タン先

その名のとおり、舌の先っぽにあたる部位ですね。

 

脂肪が少なく、肉質が固いのが特徴になります。

 

カロリーも低めなので、シチューなどの煮込み料理などに向いていますね。

 

 

タン中(クラウンカット)

タン中はクラウンカットとも呼ばれる舌の真ん中部分です。

 

焼肉で出される「牛タン」の多くはこの部位ですね。

 

 

コリコリとしていて少し固めですが、タン先よりは肉質が柔らかいのが特徴です。

 

独特の食感で、多くの人を魅了している部位ですね!

 

 

タン元

タン元は、喉に近い舌の部位です。

 

肉質が柔らかく、「上タン」と呼ばれているのはココの部位にあたります。

 

 

脂もタン先やタン中(クラウンカット)と比べると、多くのっています。

 

こちらも人気の部位ですね。

 

 

タンルート(タンサガリ)

タンルート(タンサガリ)は舌の下にある部位ですね。

 

肉質はかなり固いので、そのまま焼いて食べるのには向いていません。

 

弾力があるので、ひき肉やハンバーグとして使用されることが多い部位となります。

 

 

 

※番外編 白タンと黒タン

白タンと黒タンという名前を聞いたことがあるでしょうか。

 

こちらは舌の部位ではありません。

 

どういうことかといいますと…

 

 

白タンは国産牛や外国産牛などの舌の表面が白いタンのことを指す名称です。

 

黒タンは、黒毛和牛のように表面が黒いタンのことを指す名称です。

 

部位は先ほどご紹介したモノと同じです。

 

黒毛和牛の黒タンともなると、やはり味は格別ですよ!

 

 

タンだけで4つの部位がある!

牛肉の部位ってたくさんありますよね。

 

メジャーなロース、モモなどはほんの1部分に過ぎません。

 

 

 

牛タンだけでも厳密に言えば、4つの部位があるんですからね…。

 

でも、食べることができない部位はほとんどありません。

 

 

 

一昔前までは、内臓であるホルモンは捨てられたりしていましたが、今ではホルモンが好きな人もたくさんいますし、捨てることはまずありえません。

 

エコだと思いますし、「食べられるところは全部頂く」ことは大切なことだと思います。

 

 

 

 

命を頂いているのですからね。

 

牛肉は日本でも、世界でも今はなくてはならない食料です。

 

当たり前に食べていますが、今後はどうなるかわかりません。

 

 

 

 

 

人口が増えて食糧不足になることも考えられますし、その他にも自然災害などの未曾有の出来事が起こるかもしれないですからね。

 

今は当たり前に頂くことができている食物に感謝の気持ちを忘れてはいけないと改めて思いました。

 

 

 

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