高級牛肉が竹皮包装されている理由について
全てのお肉が竹の皮包装されているわけではありませんけどね。
包装の技術も昔と比べて、向上しているため、真空パックで包装されていることもよくあります。
でも、お肉にはたくさんの部位がありますので、部位によっては竹皮包装が最適な場合があるのです。
そのような時に、竹皮包みでお肉を包装するのですね。
竹皮の包みと言ったら昔ながらの包み方というイメージがありますよね。
時代劇などで、おにぎりをお弁当代わりに竹の皮の中に入れて保存して食べているいる場面をよく目にしますし。
時を遡ると、鎌倉時代から竹皮の包み方はあったみたいです。
古来から用いられていたのですね!
ちなみに、僕がご紹介しているお肉通販ショップでも竹皮包装を用いているお店もありますよ。
肉のさかのや特選松坂牛やまとでは、お肉の部位によって竹の皮包みを採用しています。
そんな竹皮包みがなぜ今でも実用化されているのには、もちろん理由があります。
その理由について、これから詳しくご紹介していきたいと思いますね。
竹皮の包みはお肉やお魚などの生ものに最適な保存方法
古来の日本より用いられてきた竹皮の包みですが、お肉だけでなく、お魚、おにぎり、納豆などの生ものには今でも最適な保存・包装方法なのです。
その理由が以下になります。
食べ物の保存には最適な包装だということがお分かりいただけたのではないかと思います。
見た目も高級感がありますし、食品の保存や梱包に最適な包み方なのですね。
こうしてみると、先人たちの知恵は素晴らしいですね!
どのようなことがキッカケで竹皮を使用しようと思ったのかと考えると、ロマンを感じてしまいます(^-^)
ただ、竹といっても様々な種類があるんですね。
世界では1000種類以上、日本では500種類以上を超える竹があります。
その中でも竹皮包装として主に利用されているのが「真竹(マダケ)」「孟宗竹(モウソウチク)」「淡竹(ハチク)」です。
食品の保存用に用いられる竹の種類はほんの一部だけなんですね。
竹の皮包みは、まさに自然の恵みの効果だということが言えます。
科学が進歩し続けている現代、未来においても、竹の皮はこれから先もずっと愛用されることでしょう。