高級ブランド和牛はなぜ美味しいのか
高級だからこそ、美味しいのは当然といえば当然なんですけどね。
でも、高級和牛だからというだけでは、まだちょっと漠然とした答えになっていますよね。
それで、もう少しハッキリと僕なりに導き出した答えがこちらでした。
銘柄推進協議会などによる定義付けがされていること
米沢牛、松坂牛、但馬牛、近江牛、神戸牛その他有名ブランド牛には定義付けがされています。
この定義に当てはまらないと、ブランド牛を名乗ることができないんですね。
特に、高級銘柄牛の定義・基準は厳しく設定されています。
ブランド牛によって違いはありますけどね。
その例としては、「お肉の格付けが「B4」または「A5」であること」「指定された県や地域で肥育しなければならないこと」「定められた年齢であること」などです。
他にも、いくつかの条件をクリアしなければならないんです。
こうした厳しい基準や定義があるからこそ、銘柄牛が美味しいと言われる理由の一つだと思います。
格付け協会による牛肉のランクがあること
牛肉の最高ランクが「A5等級」です。
詳しくは、牛肉の格付けで紹介していますが、脂肪交雑(霜降り具合)、お肉の色、枝肉がどれぐらい取れるか(多いほどよい)などのランク付けには、いくつかの基準が設けられています。
上質なお肉でも色も判断基準に入るため、見た目も良くなければ、最高ランクである「A5等級」の称号を得られることができないんですね。
格付協会のプロの目利きの方がいて、厳格な審査のもとランク付けされていることも、高級ブランド和牛が美味しいと言われる理由でしょう。
ブランド牛の歴史と伝統が守られてきたこと
高級ブランド牛には、長い歴史があります。
つまり、良質な血統のブランド牛が代々受け継がれてきて、今に至るんですね。
長年の伝統と優秀な血筋が守られ続けていることもブランド牛が美味しい理由です。
以上の3点が主な理由だと思います。
そのほかに、畜産農家さんの陰ながらの努力もあることでしょう。
美味しいブランド牛が食べられるのは、牛がいて、牛を飼育する農家の方がいらっしゃるからです。
このことを忘れずに、感謝をしつつ、これからもギフト肉・美味しいお肉を家庭にお取り寄せし続けたいと思っています。