松阪牛について

日本を代表する高級ブランド牛でまず頭に浮かんでくるのが、松阪牛ですよね。

 

米沢牛、神戸牛、松阪牛は「日本3大和牛」として有名ですが、その中でも松阪牛は一番高い価値が付けられている銘柄牛だというのが僕の印象です。

 

 

高級レストランやお肉通販店でも、松阪牛は特に高い値段で販売されていますからね。

 

それだけ、味は格別なのですが(^-^)

 

そんな日本人なら誰でも知っている松阪牛について、紹介していきたいと思いますね

松阪牛の定義

まずは、松阪牛の定義から見ていきましょう。

 

松阪牛とは、但馬牛や日本全国の優秀な血統の仔牛(黒毛和種)を買い入れて、「松坂牛個体識別システム対象地域」(三重県:松坂市、津市、伊勢市、飯南町などの三重県近郊地域)で飼育された未経産の雌(メス)牛だけが松坂牛と呼ばれます。

 

 

ちょっと、長くて分かりづらいですね(汗)。
要点をまとめると…

日本各地から優秀な血統の子牛を買い付けて、松坂市などの定められた三重県の指定された地域で飼育されていること。

 

未経産牛(出産を経験していない牛)であること。

 

黒毛和種の雌(メス)牛であること。

 

このような感じになります。

 

松阪牛というぐらいですから、三重県で代々育てられた血統の牛のことを「松坂牛」と呼ぶのではないのですね。

 

 

しかし、未経産牛、雌(メス)牛、黒毛和種、及び三重県の限られた地域で飼育しなくてはならないことから、条件はかなり厳しいように思えます。

松阪牛の飼育

三重県で指定された地域でしか飼育が許されないという状況ということから、自然豊かで牛にとってストレスのない環境であることが想像できますよね。

 

それと、松阪牛に与えるエサにもこだわっているんです。

 

 

主に与えられている飼料は、稲わら、フスマ、大麦、大豆かすと言われています。

 

中には、ビールや焼酎を飲ませている農家さんもいるようです。

 

これは、牛の食欲増進のために与えられていて、肉付きを良くするのが目的みたいです。

 

 

また、ビールを飲ませて育てられた牛が肉質が飛び抜けて良かったことから、かなりの高値で取引されたこともあります。

 

医学的にも「牛にビールに飲ませて育てることは良い」と証明されているので、もしかしたらビール飼育を取り入れている農家さんは結構いたりするかもしれないですね。

松阪牛の歴史

江戸時代・明治30年代頃までは、もともと農耕牛(役牛)として育てれらていたんです。

 

それから、近代化が進むにつれて牛肉を食べるという文化が始まります。

 

その後、農耕牛から肉牛として売りに出した所、昭和10年、東京芝浦市場で開かれた「全国肉用畜産博覧会」で最高の賞を受賞することになったのです。

 

 

これがキッカケとなり、「松坂牛」の認知度が全国各地に広まり、高度経済成長以降では日本を代表するブランド牛という位置づけとされました。

 

 

牛肉を食べる文化が始まる前までは、農業用の牛として、畑を耕しているという役割を担っていたんですね。

 

昔の日本では仏教信仰があつく、仏教は殺生が禁じられていたことから肉を食べるという習慣がなかったみたいです。

 

 

明治時代以降、時代の流れが急速に早まり、それまでの価値観がガラリと変わったんでしょうね。

 

松阪牛に限らず、今でも仏教信仰の厚い日本だったのであれば、今こうしてお肉を食べるという文化がなかったのかもしれません。

まつざかぎゅう?まつざかうし?ってどっちが正しい呼び方なの!?

松坂牛の読み方ってややこしいですよね…。

 

まつざかぎゅう?それともまつざかうし?

 

 

「どっちでもいいよ!」と言われてしまったら、それまでなんですがせっかくなので(^_^;)

 

生きている牛は「まつざかうし」で、お肉として販売されているものだと「まつざかぎゅう」という呼び方が正しいと」思われがちですが、どちらも間違っていません。

 

 

それで、三重県と松坂牛協議会によると、「まつさかうし」として呼ぶことに決めたみたいです。

 

しかし、読み方を制約したわけではないので、結局のところどっちでもいいみたいです(笑)。

 

 

細かいことは、気にしないでってことですね。

 

それと、本来は「まつざかぎゅう」でもなく「まつざかうし」でもなく、「まつさか」なんです。

 

濁っていないんですね。

 

これについても「松坂牛協議会」の方がおっしゃっていることです。

 

しかし、こちらもどちらが正しい呼び方というわけではなく、「まつざか」「まつさか」のどちらでもいいみたいですよ。

 

 

僕の中では「まつざかぎゅう」が定着していましたから、これからも言い慣れている「まつざかぎゅう」と呼ぶことにします(^_^)

松坂牛だからといって、全てがA5等級というわけではない。

松阪牛は、最高ブランド牛であることは間違いありませんが、全てが最高ランクであるA5等級というわけではありません

 

牛肉のランク付けはA〜C、1〜5段階評価で格付けがされていますからね。

 

 

格付けについては、審査員の方が実際に目で見て、霜降り度合いやお肉がどれぐらい取れるかなどで決められますが、A5等級に選ばれる松阪牛はそれほどないのが現状です。

 

 

僕は、A5等級以外の松阪牛を食べた経験がありますが、やはりA5等級の松阪牛の方がきめ細やかなスジが入って見た目もキレイに思えましたし、何より味が絶品でした。

 

しかし、A5等級の松阪牛なんてそうそうお目にかかれるモノではないんですよね。

 

流通数が極端に少ないですから、お肉通販店でも販売しているお店はあまりありません。

 

あったとしても、価格が高額ですし、販売している部位もそれほど多くないんですよね。

 

 

その中でも、僕がご贈答ギフトや家にお取り寄せするのによく利用しているのが、松阪牛通販やまとです。

 

 

品揃えも豊富ですし、部位によって値段もリーズナブルですからね。

 

しかも、やまとで扱っている松阪牛は全てA5等級です。

 

 

それでいて、送料が無料なのも非常に助かります。

 

最高ブランドの松阪牛、最高ランクの松坂牛の贈り物、召し上がりたいという方にはおすすめのお店だと思いますよ。

 

 

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