お肉をカットする厚さでも味が変わる!厚いお肉と薄いお肉はどっちが美味しいの?
奥が深いんですね!!!
お肉にはロース・モモ・肩・バラ・サーロイン・ヒレ・タンなどのメジャーな部位をはじめ、イチボ・ネック・肩バラ・ミスジ・テールなどのたくさんの部位があります。
どの部位も美味しくいただけると思いますが、部位ごとに味が全く違うのもまた魅力ですね。
それで、厚くカットされたお肉と薄くカットされたお肉のどちらが美味しいのかと言いますと、お肉の部位やお肉料理によって変わってきます。
つまり、分厚いお肉と、薄いお肉を比べた時に、どちらの方が美味しいのかということは一概に言えません。
そのお肉についてですが、「カットする厚さによってお肉の味わいや食感が変わる」ということをご存知でしたでしょうか?
スーパーや百貨店、デパートなどで買ったお肉を買って調理する際、カットする厚さを変えてみるのが一番わかりやすいと思います。
百聞は一味にしかずですからね!
焼肉屋さん、しゃぶしゃぶのお店、すき焼きのお店で提供されるお肉も厚さにこだわっているお店は多いです。
プロの職人さんは、その時に仕入れたお肉の状態を見てカットする厚さを変えたり、ベストな厚さを知っている方も多いみたいですね!
お肉の部位や料理によっては、mm単位でも味わいや食感が変わると言われています。
シビアなお肉料理の一つがしゃぶしゃぶ肉ですね。
しゃぶしゃぶ用のお肉は、他のお肉料理と比べて薄くなっています。
しゃぶしゃぶは、お肉をお湯にサッと付けて食べる料理ですからね。
お肉が厚すぎては火の通りが悪くなってしまい、本来の旨さを堪能することができなくなってしまいます。
かと言って薄くしすぎても、満足のいく味わいを堪能することができません。
同じしゃぶしゃぶ肉でも、絶妙な厚さでスライスされたお肉と、そうでないお肉を食べ比べた時に、その違いはハッキリ出るでしょう。
逆に、分厚いお肉料理の代表としてステーキがありますよね。
ステーキ肉の場合は、お肉の厚みが増すほどに美味しくなると言われているんです。
その秘密は、厚くなればなるほどに肉汁が逃げにくくなるからなのです。
肉汁は、お肉の美味しさの本質と言っても良いぐらい大切なモノですからね。
どんなお肉料理でも、肉汁を逃がさないことが美味しく頂くポイントです!
焼きすぎると、肉汁が逃げてしまうので、その点は注意してくださいね。
ステーキのお肉の焼き加減としては、中身に少々赤身が残る「レア」「ミディアムレア」「ミディアム」ぐらいで食べるのがベストだと思います。
人それぞれお肉の美味しさの感じ方は変わってきますので、その点はご了承ください。
「お肉の厚さによって、色々な味わいを楽しむことができるんだ!」ということが伝わっていただけたら嬉しく思います。