お肉の解凍方法について
お肉の解凍方法は極めて重要なことです。
と言いましても、お肉の通販ショップでお取り寄せした場合は、お肉の解凍方法についてきちんと記載されているので、基本的にその通りに解凍してもらえれば問題ありません。
ですが、お肉の通販を利用しないで冷凍肉を購入したという方で解凍の仕方がわからないという方もいると思います。
そのような方に参考にしていただけたら幸いです。
正しい解凍方法について
冷凍庫から冷蔵庫に移してゆっくりお肉を解凍するのが基本!
冷蔵庫の設定温度にもよると思いますが、食べる日の前日または当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移しておけば、カチカチに固まっていたお肉も柔らかくなっていると思います。
※この時、お肉は箱から出してそのまま冷蔵庫に移します。
ちゃんと解凍できたか不安な方は箸などでつついてみて柔らかくなっているのか確かめてみるといいでしょう。
また、お肉の種類や厚さによっても解凍時間が多少前後することもあります。
目安としては、このような感じになります。
ステーキやブロック肉など分厚いお肉の場合:前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍
すき焼きやしゃぶしゃぶなど薄めのお肉の場合:当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍
僕がお肉を初めて自宅にお取り寄せした時のことなのですが、数時間冷蔵庫に置いておけば、解凍されているだろうと思っていました。
しかしまだ凍ったままの状態だったんですね。
なので当然、その日お肉を食べるのはお預けに(>_<)
一緒に同封されていた「お肉の解凍方法」を見ておけばこのようなことにはならなかったんですけどね(汗)。
このように、冷凍庫から冷蔵庫に移して、完全に解凍されるまでには、以外と時間がかかるものなのです。
ですが、時間をかけて少しずつ解凍していくことで、お肉の美味さの源である肉汁の流出を最小に抑えることができるので、解凍するときは是非この方法で実践してみてくださいね。
真空パックで密封されたお肉は流水解凍も可能です
お肉の種類によっては、真空パックで密封されている状態で届くことがあります。
この場合、食べる直前にパックのまま流水で解凍することができます。
コンテナやボールに水を入れて、お肉をその中に入れて解凍するまで待てばOKです。
やってはいけないお肉の解凍方法
室内で放置する自然解凍
室内での自然解凍は、肉の風味や旨みが損なわれる原因になってしまいます。冷凍庫と室内とでは温度差がかなり違ってきますからね。
この方法での解凍はNGです。
流水解凍は基本的にはNG
真空パックなどで密封された状態ならば、問題ありませんが生のお肉を水に浸して解凍する方法は、室内で放置する解凍方法と同じく、急激な温度差による解凍の仕方なので、これも旨みを損なってしまう要因になります。
せっかく高級なブランド牛をお取り寄せしたのに、本来の味を楽しめなくなってしまうので、この解凍方法も避けるべきですね。