近江牛について

近江(おうみ)牛は、古くから肉用牛として飼育されてきた牛です。
今では、3大和牛の一つとして数えられていて、日本を代表する銘柄牛に位置づけられています。

 

そんな近江牛の魅力や歴史についてこれから紹介していきたいと思いますね。

近江牛の定義

近江牛の定義は、他のブランド牛と比べるとシンプルです。

 

自然豊かな滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種の牛であること。

 

以上です。
これほどわかりやすいブランド牛の定義はそれほどありません。

 

まとめておきますと、滋賀県産であることと、黒毛和種であれば近江牛として認められることになります。

 

しかし、ココで気になるのが肉質の格付けですよね。
言い方は悪いですが、同じ近江牛でも最高ランクであるA5等級からランクの低い近江牛までありますので。

 

そういった背景から、ランクの高い近江牛には認証シールまたは認定書が与えられるのです。
認証シールや認定書を得ることができるのは、A4、B4等級以上の近江牛になります。

 

つまり、認証シールや認定書が与えられた近江牛は選りすぐりの近江牛と言えるんですね。

近江牛の歴史

近江牛は日本で最も長い歴史があるブランド牛とも言われています。

その歴史は今から遡ること1590年(天正18年)になります。
400年以上もの歴史があるんですね!

 

1590年、豊臣秀吉の小田原出陣の際に高山右近が牛肉(近江牛)を蒲生氏郷と細川忠興に振舞ったことから始まります
これは、実際に史実として残されています。

 

その他有名な歴史上の人物では、松平定信、徳川家斉、徳川斉昭などに贈られたという記録も残されています。
このことから、実に多くの武将・人物から好まれていた食材だということがわかりますよね。

 

歴史ついて記されている書物というのはごく一部の情報だと思いますから、もっと色々な人物から親しまれていたのでしょうね。
それほど、近江牛ならでは格別の味わいを楽しむことができていたのだと思います。

 

そして、明治時代になると近代化、西洋文化の影響により飛躍的に近江牛が広まったのです。
近江牛をはじめ、日本を代表するブランド牛は、明治時代から注目を浴びているんですよね。
古くから親しまれ、今でも親しまれ続けているのはすごいことだと思います。

 

日本を代表する高級ブランド牛の中でも、最も長い歴史を誇っているのが近江牛なのです。

近江牛を食べてみたい方へ

僕が紹介しているお肉通販店で近江牛を食べることができるのは、ローストビーフギフト専門店のたわら屋です。
こちらでは、その名の通り近江牛のローストビーフをお取り寄せしたり、ご贈答ギフトとして贈ることができます。

 

たわら屋では、松坂牛神戸牛、近江牛、静岡育ちの和牛などのブランド牛を販売していますが、それぞれ違った味わいを楽しむことができるので、僕も度々利用しています。

 

価格はちょっと高いと思うかもしれないですが、一流シェフが調理した近江牛のローストビーフは最高です。
部位もサーロインを使用しているので、肉質が柔らかいですし、程よく霜降りが乗っていて、至高の旨さを堪能することができると思いますよ。

 

 

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